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柴田 直治 、アジア政経社会フォーラム(APES)共同代表による記事が、東洋経済ONLINEに掲載されました。長くフィリピンを取材する筆者が、大統領選間近のフィリピンに入って取材をしています!
フィリピン大統領選で独裁者の息子が有力なワケ、それは「巧みなSNS戦略、母の執念、エリート層への不満」。
<冒頭引用>
「フィリピンの大統領選の投票が、2022年5月9日に実施される。相次ぐ暴言や超法規的殺人も辞さない麻薬撲滅戦争で名を馳せた現在のドゥテルテ大統領の後継者は誰になるのか。
情勢調査で首位を独走するのは、故フェルディナンド・マルコス元大統領の長男ボンボン・マルコス元上院議員(64)だ。レニー・ロブレド副大統領(57)をはじめ他候補も大規模集会を重ねて追い上げを図るが、ボンボン氏の逃げ切りが濃厚だ。
日本人をはじめフィリピン国外に住む50歳以上の人には不思議な光景に映るだろう。なぜなら36年前、腐敗と人権侵害の象徴とされたマルコス独裁政権を、街路を埋め尽くす「ピープルパワー」で追い出したフィリピンの人々の姿が鮮烈だったからだ。「革命」は日本をはじめ世界各国のテレビで実況中継され、その後の東欧や韓国、台湾などの民主化に大きな影響を与えたとされる。
そのマルコス家が選挙に勝って復権を遂げ、マラカニアン宮殿に戻ってくるとすれば、あの「革命」は何だったのか。フィリピン人は無血の民主化運動に誇りを持っていたのではなかったのか。そんな疑問が次々と頭をもたげてくる。謎を探るべく現地に入って取材を進めている。」……続きをどうぞ!!
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